おすすめ

2018年3月20日火曜日

花粉症とアナフィラキシーと抗ヒスタミン薬

花粉症の人ならご存知のことと思います。花粉症だけでなく多くのアレルギーに関係しているものに「ヒスタミン」という物質があります。ヒスタミンは直接体内に取り込む他に、体内で生合成される物質です。その作用は免疫系の中心ですが、その他に、脳に作用して、日中の覚醒・学習能力の向上・記憶力の向上・判断力の低下・活動性の増加などを司っています。
ヒスタミンが過剰分泌されることによって花粉に反応することを、H1型アレルギー(一般に言うアレルギー反応です)、いわゆる花粉症と言います。このタイプのアレルギーは、即時型であり、劇症化することがあります。この劇症型アレルギーをアナフィラキシーといい、これによって起こるショック症状をアナフィラキシーショックと言います。
アナフィラキシーショックは誰にでも起こるものでも、起こったら確実に死ぬものでもありません。とある2時間推理ドラマのように、これを殺人方法に選ぶのは失敗する確率の高い方法と言えます。

ヒスタミンの活動を低下させる抗ヒスタミン薬を用いた場合、アレルギー反応は軽くなったり治まったりします。しかし、抗ヒスタミン薬が脳に作用してしまうと、眠気、学習能力の低下、記憶力の低下、判断力の低下、活動力の低下が起こります。
この内、自覚できるものは眠気だけです。その他の症状は自覚できないものばかりです。この自覚できない症状を「インベアード・パフォーマンス」と言います。インベアード・パフォーマンスを避けるなら眠気がない薬を選ぶ必要がいいです。
眠気やインベアード・パフォーマンスが起こりにくい薬を、第二世代抗ヒスタミン薬と言い、脳に入りにくい性質を持っています。日本では第二世代抗ヒスタミン薬は、すべて処方箋医薬品ですので入手するには医師に処方してもらうか、海外から個人輸入するしかありません。

フェキソフェナジン塩酸塩(Telfast)60mgは第二世代の抗ヒスタミン薬です。特徴は「眠くならないこと」、「副作用が少ないこと」です。



クラリチンジェネリック(ロラトン)10mgは他第二世代の抗ヒスタミン薬ですが、人によっては眠気等の副作用が起きることがあります。


0 件のコメント:

コメントを投稿